関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2024年10月9-11日 電子情報通信学会ネットワークシステム研究会レポート

  2024年10月9-11日に徳島大学常三島キャンパスで開催された電子情報通信学会ネットワークシステム研究会にて、研究発表を行いました。「データセンタ間通信における送信側輻輳制御プロキシに関する一検討」というタイトルで質疑応答を含めて約25分の発表を行いました。

  研究会は対面とオンラインのハイブリッド開催で行われ、多くの方々に聴講して頂きました。なお、今回はNS研究会に初めて発表する学生を対象とした「はじめての研究会」セッションで発表しました。この発表は、通常の講演時間と異なり、10分の講演と15分のQ&Aという、質疑応答に重きを置いたものです。このこともあって、今回が初めての発表でしたが、質疑応答では多くの方から質疑やコメントを頂き、自分の研究に興味を持って頂けていることを実感することができ、大変光栄でした。今後の研究の糧にしていきたいと思っております。
  2日目には懇親会があり、研究会に参加した他大学の学生や教授の方々、企業の方々が多く参加されており、研究内容以外にも色々興味深いお話を聞かせて頂きました。

  なお、今回からネットワークシステム研究会では「学生講演優秀賞」が設けられました。こちらは一般講演での学生による発表の中から、企業からの専門委員が優秀な講演として選出したものに対し、企業の専門委員が賞を贈呈するというものです。この企画があったこともあり、企業からの参加者が多く、企業へのインターンシップ情報など学生向けの資料なども多く展示されていました。学会が、学生の研究内容を真剣に評価しようという取り組みであり、今後大学院生などが企業との接点を積極的にもてるいい機会だと感じました。

  なお発表のあとの専門委員による審査を経て、はじめての研究会講演奨励賞を受賞することができました。初めて発表する研究会でこのような賞を受賞することができ、とても光栄でした。山本先生や青木さん、院生の方々にサポートして頂き、無事発表を終えることができました。この発表の経験を今後の研究に活かしていきます。

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