関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2025年9月22-25日 IEEE International Conference on Network Protocols2025レポート

  2025年9月22日〜25日に韓国ソウルで開催された国際会議 The 33rd IEEE International Conference on Network Protocols (ICNP 2025) において、青木が “Poster: Time Window ECN Filtering for Multiple-bottleneck RDMA Congestion Control” のポスター発表を行いました。 発表は1時間のセッションで行われ、多くの韓国の大学生や研究者に加え、海外からの参加者とも活発な議論を交わすことができました。ポスター発表では、通常のプレゼンテーションとは異なり、参加者が関心のある箇所で自由に質問してくださるため、双方向的に深い議論をすることができました。

  また、日本に興味を持つ韓国の学生も多く、すでに複数回日本を訪れたことがあるという方も少なくありませんでした。研究内容についての議論に加え、日本や韓国の文化ついても意見交換をすることができ、学術的な交流だけでなく、文化的な交流も体験できたことが非常に印象的でした。

  会議初日には、山本先生と東大門近くにある「陳玉華元祖タッカンマリ」というタッカンマリ専門店に行き、夕食をご馳走になりました。タッカンマリを食べるのは初めてでしたが、鶏肉がとても柔らかく、鶏肉の代わりにお餅をスープに入れて食べても美味しかったです。さらにキムチが食べ放題で提供されており、韓国料理の魅力を存分に味わうことができました。

 今回のICNPは、私にとって2回目の国際会議でのポスター発表となりました。前回の発表経験を活かし、今回はより積極的に海外の研究者や学生と交流することができました。研究に関する議論はもちろん、日本や韓国の文化について語り合うことで、 より交流の幅が広がりました。学術的なスキルだけでなく、国際的な視野やコミュニケーション力を持つことの重要性を改めて認識することができました。 今後は、今回いただいた議論や意見を研究に反映させ、より良い成果につなげていきたいと思います。

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